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Interview
インタビュー

17 偶然でビジネスモデルが広がっていく。

川尻

そうです。最初それを言われたときに、自分は 100 万円ぐらいお預かりして、毎月3万円とやっても十分利益が出るんです。なので、それでいいやと思ってやっていたんですが、それを聞きつけたお客さんたちがみんな「やってくれ」になっちゃって。僕はファンド業務をやったことがないし金融の人間じゃないので、どうやってお金を預けてそれをやったらいいか全くわからなかったんです。
お金を預けるお客さんも安心してもらえるか考えたときに、銀行がいいなと思ったんです。幸い不動産事業でお金があったのでフィリピンにある安い農村銀行みたいな銀行を1つ買いました。そこでお客さんから定期預金としてお金を入れてもらって、ちゃんと通帳も渡して、それを運用してデベロッパーに支払う。満期が来たら、お客さんはそれをちゃんと引き出せるという仕組みをつくったんです。

すごい。銀行を買ったことで、2つのビジネスがくっついたんですね。

川尻

そうです。それもまた口コミでお客さんに広がってしまい、結局、それが何万人というお客さんが最後は集まっちゃったのです。それで不動産を買った人たちも4年ぐらいたって、物件の価格もちゃんと上がって、転売したい人は転売して、賃貸したい人は賃貸して、住みたい人は住んでみたいに徐々にターンオーバーされていって、お金も減らずにお客さんの手元に戻るという成功パターンができたのです。

すごい。これは面白いですね。

川尻

お金がお金を生む仕組みと、フィリピンの経済成長と現地の仕組みを使ってやったら、たまたまそれが日本人に刺さったというだけなんです。

すごく面白いです。重ねてきたビジネスが最後1つとなって動き始めて。銀行のビジネスモデルまで組み上げてうまくいったのが、何年目ぐらいですか。

川尻

それが3年後です。2011 年に入って、2014 年に銀行を買収しているので3年後です。

2014 年で。そこからはビジネス的には何を展開していく流れですか。

川尻

そこからは金融業になります。不動産を担保に。銀行として、一般的な銀行業務ですよね。不動産担保ローンとか、クレジットローンとか、あとは自社で不動産開発をやったりホテルをつくったり、そういう一般的な金融業務に流れていきました。

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