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Interview
インタビュー

15 フィリピン在住の事業家として、次は何の事業をやるか?

不動産の仕事がうまくいき始めて、2年ぐらいということだったので、おそらく3年目4 年目辺りかなと思いますが、そのあと川尻さんは、フィリピンでのビジネスの展開のプランはというのはあったんですか。

川尻

元を正せば、美容の世界である程度成功して、いいふうに自分が成長していければいいと思っていたんですが、それだけやったことがないビジネスが自分に当てはまって、かつ、それが形になってしまったので、そこからなぜか起業家みたいになっていくわけです。
だから、当時は次に何をしようかもあまり考えていなかったんですが、得た資金をどうやって拡大させていくかという頭にはちょっと向いてきていました。そこまで来たら、会社も 大きくしていきたい気持ちは出てきていました。

フィリピンで次の事業展開を考えて、探すという感じですか。また何をするか。

川尻

僕は美容師として成功したいなと思っていたときもそうだったんですが、経済的にも自由で、時間的にも縛られず、好きなときに好きなことができる自分でありたいなというのがテーマだったんです。自分の成功の定義って日本で言うと孫さんのような、いろんなスーパー大先輩起業家がいると思うんですが、自分は正直、そっちのほうにはあまり興味が向 かなかったんです。というよりは、人生で使うお金は決まっていると思っているし、時間も決まっているので、あとは自分のしたいことをしながら社会的に貢献できるというのが、 一番きれいな形だと思っていた。
なので、できるだけ自分の思っていた目標額を達成するために、逆算して一番効率良く、かつ現地の人たちにも喜んでもらえるものを考えていました。

そのときは、時間的にも金銭的にも自由になった上で、現地の人たちにも喜んでもらうという。さすがにフィリピンで事業をやってお世話になったからという視点が、加わってきていた感じですか。

川尻

そうです。それは、日本人のためにフィリピンで1回目は不動産を売るというところで、もちろん資金はつくったのですが、現地の人たちに認められないと、本当の成功ではない と思っていたので。

じゃあ、現地の人たちにも認められるふうに事業をやろうと。

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