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Interview
インタビュー

09 ビビッ!ときて、3 日後にはフィリピンへ出陣。

それだったら行けるかなと。その視察のとき、英語力はどうだったんですか。

川尻

ほぼなかったです。

全く?

川尻

はい。

ビビッと来て、これだと。そのあとすぐフィリピンに渡るんですか。

川尻

はい。ビビッと来て、(日本に)戻ってきて、3日後ぐらいにはもうフィリピンに行っちゃいました。

当時住んでいたところを全部引き払って?

川尻

引き払って、周りの人に全部通達して。親には言ったんです。当時彼女もいて、彼女と親と仲いい友達とそのおばあちゃんぐらいには言わないとなと思って。

そうですよね。急にいなくなっちゃうから。

川尻

心配するかなと思って言ったんですけど、全員に、頭おかしくなったのかなと思われたみたいで。

3日後に行くんですものね。

川尻

そうです。何かあったのかと思われたぐらい、すごく心配されて止められたのです。まわりの人はみんな、もうちょっと考えたほうがいいと。特に自分の父親世代はやっぱりフィリピンに対しての印象があまり良くなかったので、フィリピンパブみたいな印象とか、だまされるみたいな印象とか、あのジェネレーション世代の人たちとのギャップが結構ある。僕なんか、これからアジアでしょうと思っている年代なので、日本はもう、逆に言うと隙間産業ぐらいしかないと思っていたんですけど、止められて。止められた人たちに「もうちょっと考えるわ」と言ったまま、出てしまったんです。

すごい行動力ですね。フィリピンに着いて、どうするんですか。お店とか、すぐできるんですか。

川尻

いえ、不動産の借り方もわからないし、かといって、お金も 300 万ぐらいしか持っていませんでした。当時の僕は 27 歳、28 歳で、300 万が多いか少ないかよくわからないですが、半年ぐらいこれで何か得て帰ってきたら、きっとプラスになるだろうと思うつもりで行ったのです。
最初はお店も 300 万で持とうと思えば持てたと思いますが、最初は無店舗で、広島のマスターの家族の人とか奥さんとかの髪を切ったりして、そこから口コミで広がっていくのではないかというのでやって、確かに口コミでは広がっていきました。

どうでしたか、実際は。期待していたビジネスの可能性は。

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